5年くらい前から気になっていたUE4をやっと始めてみたという話(笑)。
UE4は気になっていたけど、ハードル高そうなのでインストールだけして試してなかった。
今回始めた理由は、同じくEpicの建築向けソフト、Twinmotionを使い始めてめちゃくちゃ便利なのだけど、少し物足りなさもありUE4にも興味が向かってしまった。
(まあ、Twinmotionの方も、公開されたロードマップを見ると、これからかなりやれることが増えてこっちはこっちでヤバそうだが。)
UE4を始めるにあたって、色々と書籍を買うことから始めないとかな~と思って尻込みしてたが、オンラインでEpic公式の初心者向けチュートリアルがものすごく充実してることを知ったので、この機会に始めてみた。
UE4 をはじめよう。デザイナー向けFirst hour project
UE4 をはじめようというページを見てみると、クイックスタートが3つ用意されている。
- レベル デザイナー向け
- アーティスト向け
- プログラミング向け
の3つ。建築関係者なら、職種によるが、レベルデザイナー向けが良さそうなので、それをやってみる。
やってみたのがこちら、Unreal Engine 最初の 1 時間(First hour project)というコース。
- エンジンのインストール
- 操作画面の解説
- オブジェクト(UEではアクターという)の配置
- 「レベル」の作成
- 簡単なブループリントの作成
- 自然な外光:環境光の設定方法(影を薄くする方法)
まで、一通りシーンの作り方が学べる。
追記
上記はUE4向けのチュートリアルです。UE5向けには、新しいチュートリアルが公開されているようです。
Your First Hour In Unreal Engine 5
個人的にはレベルという概念がゲームならではという感じで新鮮だった。
ひとつのプロジェクトの中に複数のレベル(=全く違うシーン)を作れて、そこに入って作業をする。おそらくマリオの土管みたいに、レベル同士を行き来できる穴も作れるんじゃないかな。
動画を行ったり来たりで1時間というわけには行かなかったけど、半日あれば、こんな感じ。今から始める人は、最新リリースのUE4.25から始めると良さそう。後述するUE5にスムーズに移行可能なため。
サードパーソンという形式で自分で作ったシーンを走り回れて楽しい。
動画にするとこんな感じ。
Epic Games日本語チャンネルもおすすめ。
上のラーニングとは別に、Epic Games Japanの人が、コロナの影響でイベント等ができないこともあり、現在YouTubeチャンネルにビギナー向けの動画を上げてくれていてそちらもすごくいい。1st hourの方と同じくサードパーソンでのチュートリアルで、工程はかぶるのだけど、便利なTipsの紹介もあり、解説内容は絶妙にかぶっていなくて両方とも見ると結構理解が深まる。
あったほうが良さそうなガジェット達
UE4をやるときに、用意しておいたほうが良さそうなものが2つある。
SSDとコントローラーだ。
SSD/HDD
SSDはHDDでもいいかもだけど、とにかくゲーム系は容量を食うので、1TB~2TBくらいのSSDかHDDを専用で用意して、そこにエンジンから、アセットから、プロジェクトまでぶっこむという感じにしておいたほうが良さそう。僕の場合は空き容量に余裕のある2TBのHDDに入れることにした。BIMソフトと併用で使うならSSD一択だろう。
Samsung 860 EVO 1TB SATA 2.5″ 内蔵 SSD MZ-76E1T0B/EC 国内正規保証品
ゲームコントローラ
これもあったほうがいい。プレステのコントローラやXboxのものでも動かせるらしい。
僕はたまたま以前持っていたXboxの有線のコントローラをとりあえず使っている。今買うならBluetoothで無線がいい。
マイクロソフト ゲームコントローラー Bluetooth/有線接続/xbox one/Windows対応
満を持してUE5が情報解禁。むちゃくちゃやばいらしい。
UE4をやり始めて次の日の昨日、UE5の情報が解禁された。
動画が公開されている。
まあ、とにかく精緻さがすごい。とにかく今までとは規格外の技術が盛りだくさんらしい。
どうすごいかは、株式会社ヒストリアさんの記事がものすごくわかりやすいので、そちらをご参照ください(笑)
UE5の正式リリースは来年2021年末、21年初頭にはベータが公開されるとのこと。
Unreal Engineを始めるにはちょうど言いタイミングかもしれない。
個人的にはARCHICADやライノのモデルを持って行って歩き回れるようにするのが今の所の目標。ただ持っていくだけではつまらないので、UE4でしかできないゲームライクな実験もしてみたいなーと考えているところ。
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