ArchiCADは非常に多機能なBIMソフトであるがゆえに、その扱いについては多くの知識が必要になります。
またArchiCAD特有のクセのようなものもあるので、複数の外部からの情報を参考にしながら、自分自身でワークフローを組み立てていく必要があります。
ArchiCADで建築設計を進める中で筆者が参考にしているウェブサイトをご紹介します。
Help Center
GRAPHISOFT社公式ヘルプページ。ArchiCADだけでなく、BIMx、BIM Serverについても詳細なヘルプ記事が掲載されている。ArchiCADのインターフェイスに存在するほぼすべての機能・単語について、その解説が掲載されている。
シェルパブログ
BIM等の建築設計支援を行っている株式会社シェルパのTech-blog。痒い所に手が届く豊富な記事が更新されている。ArchiCADの機能でググったとき、大体検索で引っかかるブログ。ArchiCADのほかにもRevitなどのBIMソフトも紹介されている。
大塚商会 実務者のためのCAD読本
BIMソフトも多く取り扱っている総合商社の大塚商会がひっそり連載している記事。RevitとArchiCADの比較記事などもあり、BIMやArchiCADの概要、現状でのできることを知れる良記事が掲載されている。そもそもBIMでどういうことができるのかを知りたい、新入社員や中途採用の人が見てもいいと思う。
HOW TO USE ARCHICAD
ArchiCADを建築の実務で使っている方々が立ち上げたサイト。基本的な用語の解説から、例えば天井伏せ図の作成方法など、具体的なオペレーションまで幅広く解説があり、2017年現在も更新が続けられている貴重なサイト。
note:
もう更新は止まっているようだが、ArchiCADで実務をしておられるっぽい方のブログ。実際に実務で使うと必ず出てくる(かつ、ほぼ実務書には載っていない)複数案の検討や、設計変更などについて、実体験をもとに書かれていて、読みやすい。特に複数案の検討の記事は良記事であると同時にArchiCADでの複数案検討の難しさを再確認できた。。
It’s BIM-time…!
グラフィソフトジャパン代表 コバーチ・ベンツェ氏のブログ。
グラフィソフトが考えるBIM、ArchiCADの理想が語られている。例えばライノとアーキキャドの連携を発表する記事では、それぞれのソフトの設計思想の違い(ARCHICADがフル装備のトレッカーだとしたらRhinoはトレイルランナーのようなもの)が語られており興味深い。また毎年の新バージョン発表時期には新バージョンのポイントを解説してくれ、使用者として、ソフト提供側の考えを知れる貴重な場となっている思っています。更新が滞っているが、今年のArchiCAD21発表時にはブログが更新されることを期待している。
180714追記:
久々にコバーチ・ベンツェ氏がブログをアップしました。
共感するところが多々あったので、感想記事を書きました。↓ ↓
以上が筆者が日々参照しているウェブサイトになります。
以下の記事では、ARCHICADを習得する場合のおすすめの書籍を紹介しています。習熟度別に紹介しているので、ぜひこちらもご覧ください。
本サイトでは、主に上記のサイト等を参照にしつつ、それでもハマってしまった事柄について、筆者なりの視点で記事にしていきたいと思っています。
追記:日建設計作成。Archicad-Learning.comもおすすめ!!
この記事を作成後に、日建設計が、Archicadの独学サイト「Archicad-Learning.com」を公開しました。
別途記事で紹介しました。こちらもおすすめのサイトです!
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