このサイトでも、ライノを使い始めるならまずおすすめの書籍、ということで以前にも紹介したことのある、noiz architects著「Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック」が3回目の大幅改訂を行って再出版されます。
緑の表紙が目印です。
以前より本サイトでも紹介していたライノ+グラスホッパーのおすすめの実用書、 noiz architects著「Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック」 が3回目の大幅改訂を行って再出版されます!!
過去記事にもこちらの記事へ再リンクをつけておこうと思うので、購入をご検討の方はぜひ本記事の改訂版の方をご購入されることを強くお勧めします!!
Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック第3版 (建築文化シナジー)
第2版からの変更点
大きく変わった点としては、(私自身、まだ中身を見れていないのですが、)
表紙が緑になっている。
Rhino 6に対応。
が挙げられるかと思います!(笑)
これから買おうという方は、間違いのないよう、緑の表紙を目印に購入をご検討いただければと思います!!
Rhinoはバージョンアップまでの期間が長いので、Rhino4から5へのバージョンアップでも結構色々便利な機能が追加されたり、バグ修正が入っています。Rhino5から6でも、テキスト周りの入力が改善されたり、レンダリング機能が強化されたりしてるので、書籍でも、そういったところの内容がバージョンアップされてると思われます。
すでに第二版をお持ちの方も、要検討ですね(^^♪
(僕は、初版、第二版どっちも持っていますが、今回も買うと思います笑)
継続的に修正が加えられるのは、なんというかすごくいい。
ここからは少し僕の個人的な感想を書いていきます。
この書籍は、初版が2011年に発売、当時は、表紙が青かった。
僕が大学の卒業設計をしている時期に発売されたので、これを片手にライノを勉強していました。
表紙はポップですが、表紙を取ってしまうと真っ黒な装丁なのでかっこいいのと、あまり何の本かばれないので「ちょっとデジタルやってます」という粋がった学生にはちょうどよかったんですね(笑)
(今は、おそらくデジタルもこの本も、建築学生には一般化してるんじゃないかと思いますが。。)
2014年発売の第2版の表紙はオレンジ(というか赤?)
ここでRhino5に対応。Rhino4と5で結構改良が加えられていて新機能や便利になった機能が色々あるので、こちらも購入しました。この時は、関西でアトリエ系設計事務所に勤務していました。ここでもライノでスタディ、断面図の原型切り出しなどを行っていましたね。
そして2019年、Rhino6対応の表紙緑(第3版)が出版。
こうしてコンスタントに改定がなされるというのは、ユーザーにとってすごく親切でありがたいことですよね。
設計活動と並行しながら執筆される方の負担を考えてしまうと若干心配になってしまいますが、、これが毎年となったら大変ですが、ライノってバージョンアップも少ないし、頻度的にはちょうどいいかも?しれません。
こういった軽微なバージョンアップは、ある意味今日的なウェブ的でもあり、また、ある意味旧来の教科書的でもあり(代表の豊田さんご本人はもしかして実際に授業の教科書として使ってるかもですが、)、サクっとやっているように見えますが、非常に価値のある取り組みだと個人的には思います。
豊田さんは建築情報学会でどんな教科書があり得るか?というお話をされてましたが、とりあえずライノ+GHの一年生の授業はこれで決まりでしょう(笑)
以上、「【Rhino6対応】noiz architects著「Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック」の改訂版第3版が5/17に発売!!」になります。
とにかく、ライノをはじめてみようという方にはお勧めの一冊になっています。
Rhinoceros+Grasshopper 建築デザイン実践ハンドブック第三版 (建築文化シナジー)
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