【書籍紹介】Archicadを実務で使うならおすすめ!!「徹底ArchiCAD20作法 第1部成功へのArchiCAD20 改造術(環境設定編) 」

設定したワークスペース(作業画面)の一例
設定したワークスペース(作業画面)の一例

しばらく更新が滞っていました。。。
今日は最近購入したArchicad関連の書籍の紹介をできればと思います。

Archicadを特に実施設計までふくめて使っていく中で、環境設定や、テンプレートの重要度に気付いていくことと思います。
私自身、現在社内で少しずつそういった設計の前段階のリソースを作成していっています。
そんな中で、今日は理想的なワークスペース(作業画面)を構成する手助けになる書籍を紹介したいと思います。

結局は自分でやるしかない

環境設定や自社テンプレート作りって、何を参考にしてやればいいのでしょうか?私自身、情報を得たくていくつかのカンファレンス、ユーザー会などに参加してみました。オープンなソフト、オープンなユーザー会といっても、やはりどこまで行っても皆さん自社のリソースは隠しがちですよね(笑)
環境設定やテンプレートは会社のクオリティや考え方そのものといっても過言ではないので、それは当然のことなのでしょう。なので、自社のテンプレート、環境設定を策定する担当になった人は、いろいろな場所でいろいろな情報を得つつ、やはり最後は自分で正解を探していくしかないと思います。
まあそれは別に悪いことではないでしょう。おそらく昔からそれは繰り返されてきたはずです。(その積み重ねの結果として、GehryDigital Projectを作ったはずです。)

ワークスペース(作業画面)の構成検討にこれほど役に立つ書籍はない。

今日紹介する書籍は、そんな「いろいろな情報」のひとつとしておすすめしたいものです。


徹底ArchiCAD20作法 第1部成功へのArchiCAD20 改造術(環境設定編)

↑相当マニアックですが、実務でArchicadをやるなら、読む価値ありです。リンク先のアマゾンのサイトに詳しい前書き、目次が掲載されています。

徹底ArchiCAD20作法 第1部成功へのArchiCAD20 改造術(環境設定編)」は、最近出ているArchicad本の中でも珍しく、アーキキャドのワークスペース(作業画面)の構成に的を絞った珍しい書籍です。
かなり細かく作業画面についてどう効率化するか、有効活用するかということが書かれていますが、正直筆者はまだ十数分しか本書を読んでいません。
が、しかしそれでも価値のある書籍ということができると思います。持論ですが、こういったチュートリアル本は、例え断片だけであったとしても、読者の琴線に触れる箇所があれば、それだけで価値のある本ということができると思っています。(逆にすべてにおいて網羅的に記述のあるそつない仕上がりであったとしも、何かためになる具体的な記述がないものは「使えない」本であることがほとんどです。。)
本書は、ワークスペースに的を絞った分、作業画面のあらゆることに言及してますので、自社で共通した推奨作業画面の設定を作ってみたいという方には、何かしらためになる個所はあるんじゃないかと思います。

推奨ワークスペース(作業画面)設定

おそらくこの本を読んでも、この通りにワークスペースを構成するという人はいないでしょう。私自身も、この本のほかに、カンファレンスでの情報や、自分自身の経験をもとにワークスペースを構成しています。以下にそのスクリーンショットを載せますが、本書で得た知識もあるので、画像は小さめにしておきます。。

設定したワークスペース(作業画面)の一例

コメント

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