Twinmotion2020プレビューが到着!!新機能紹介。欲しい機能が全部ある。

Twinmotion 2020 preview
Twinmotion 2020 preview

Twinmotion2020の新しい機能が明らかになっています。

昨年行われたAutodesk University 2019というイベントでのTwinmotion 2020 のプレビュー内容が公式YouTubeチャンネルで見れるようになっています。

Twinmotion 2020の新機能は、こちらの動画で紹介されています。

20分ほどの動画ですが、以下、どんな機能が発表されたか、簡単にご紹介します。

樹木のオブジェクトが強化された!

Twinmotionの最も重要な機能の一つである、樹木関連で大幅な改善がなされています。
まずは、樹木のオブジェクト単体についての改善。
サイズを変えると樹木の成長に合わせて形が変わります。

樹木サイズが変わると木の形も変わる - Twinmotion 2020 Previewより
樹木サイズが変わると木の形も変わる – Twinmotion 2020 Previewより

配置前にプレビューでも確認できるみたいですね。
よりリアルな表現を追求できそうです。

樹木の形の変化がプレビューでも確認できます。 - Twinmotion 2020 Previewより
樹木の形の変化がプレビューでも確認できます。 – Twinmotion 2020 Previewより

また、樹木などオブジェクトを複数選択することで、オブジェクトを混ぜて配置することもできるようになっています。

複数の樹木をまとめて配置可能 - Twinmotion 2020 Previewより
複数の樹木をまとめて配置可能 – Twinmotion 2020 Previewより

樹木等オブジェクトのスキャッタリング機能を実装。

無料版でもブラシの機能があったのですが、ある面に対して一気にオブジェクトを配置するスキャッタリングは未実装のようでした。
今回実装されています。こちらも複数選択で配置可能のようです。

樹木等のスキャッタリングが実装 - Twinmotion 2020 Previewより
樹木等のスキャッタリングが実装 – Twinmotion 2020 Previewより

リプレイス配置が強化。

リプレイスが強化されています。
動画では、FBXで読み込んだオブジェクトを、いろんな種類の車に一括リプレイスして、かつ個別に色などを調整しています。

FBXオブジェクトを一括リプレイス - Twinmotion 2020 Previewより
FBXオブジェクトを一括リプレイス – Twinmotion 2020 Previewより

天気も強化。雪がかなりリアルに。

天気の機能も強化された模様。雪の描写も無料版と比べてかなりリアルです。

雪の表現もリアルに。  - Twinmotion 2020 Previewより
雪の表現もリアルに。 – Twinmotion 2020 Previewより

マテリアルにXrayが追加。BIM的プレゼンテーションの幅が広がる。

マテリアルにXrayという機能が追加されてます。おそらく無料版にはなかったかと。
図のようにMEPなどを強調して表示できるようです。
Revit、ARCHICADとのダイレクトリンクと合わせて、BIM的なプレゼンテーションに使えそうな機能です。

同じくNoteというイメージの中に注釈の文字も挿入できるようです。

人がよりリアルに。

かなりリアルになってます(笑)
アジア人はいるのでしょうか。

 人がよりリアルに。  - Twinmotion 2020 Previewより
人がよりリアルに。 – Twinmotion 2020 Previewより

プレゼンテーションモードが追加。

プレゼンテーション機能とでも言えそうなものが追加されてます。
イメージや動画をスライドモードで好きな順序で再生できるようです。

プレゼンテーションモード - Twinmotion 2020 Previewより
プレゼンテーションモード – Twinmotion 2020 Previewより

以上、駆け足ですが、Twinmotion2020の新機能を見て行きました。

正直、こうあったらいいなと言う機能が詰め込まれ、かつおよそ数年前では考えられないような手軽さのソフトです。

私自身、建築の意匠設計者なので、ビジュアリゼーションは本業ではないのですが、これは発売されたら触らずにはいられないソフトになりそうです。

新バージョンの公開が楽しみですね。

Twinmotionのその他の関連記事は、以下にまとめています。またはこちらより一覧で見れます。

Twinmotion関連記事一覧

Twinmotionは、
2019年に大手ゲーム開発会社Epic Gamesが買収した、
建築・都市向けのリアルタイムレンダリングソフトです。
今最も注目される建築向けプレゼンテーションソフトのひとつと言えます。
買収以来、かなり刺激的なニュースが多いのも事実。
以下より最新ニュースを確認できます。

コメント

  1. 仕事柄、CIMで景観形成を行うのですが、正直無料版だとちょっと痒いところに手が届かなくて、モヤモヤしていました。
    (樹木の種類が少なかったり、地形が広いとブラシで樹木を置き過ぎになり保存できなくなるとか)
    場所移動とかも瞬時に出来るようになると良いですね。

    • コメントありがとうございます(^^♪
      CIMで使っておられるんですね。
      確かに無料版は樹木の配置に難がありました。
      コピーではなくインスタンスで配置するとデータの重さが変わりませんが、一個一個やらないとなのでCIMなどスケールの大きなプロジェクトだと現実的な手法ではないですしね。。
      Twinmotion2020は個人的にも楽しみです!!

      • 返信ありがとうございます。
        そうそう、インスタンスで配置は最初にやっていたのですが、植樹作業に近いので、一山すべて置くのに4ヶ月ぐらいかかりました。
        でも、結局、樹木に規則性が目立つようになるので、ブラシで置くことになったんです。
        上の人はなんかTwinmotionは天地創造が一瞬できるツールみたいに思っているようで。
        PCのメモリ32GBを積んでいてもカクつくので、今度メモリ64GBでNVIDIA Quadro P4000でも
        積んだマシンを用意するように言ってみようと思います。