ライノセラスのレイアウト上で建築図面を回転させたい! TiltViewコマンド使った回転方法。【Rhino】【小技】【コマンド】

Rhinoceros TlitView Command
Rhinoceros TlitView Command

どうも、bimzoです。
ライノセラスでレイアウト上で建築図面を回転できるのか?
いつもやり方を忘れてしまうので、備忘録も兼ねて記事を作成しました。

Rhinocerosのレイアウト上で建築図面を回転したい!

ライノセラスでモデリングをしていると、簡単な建築説明用資料まで、ライノ上でレイアウトまでしてしまいたい時があります。
ライノはレイアウト機能もAutocadと同等程度には充実しているので、やろうと思えばやれちゃうんですね。
そんな時、例えば、建築設計提案書のレイアウトで、四角形ではない建物や、角度を振られた複数棟が散らばっているなど、1つのレイアウトで図面(detail)毎に異なる角度を与えたいときがあります。
見付けにくいのですが、それ用のコマンドが用意されています。

TiltVewコマンドでできます!

まずは操作動画をご覧ください。

コマンドラインにTiltViewと打ち込めば、上図のように建築図面を図面ごとに回転することができます。
回転の角度は、コマンドラインに数値を打ち込んで角度指定することもできるし、
図のように画面内を一度クリックすれば、マウスに追従して5度ずつカクカクと回転してくれるのでフィーリングで動かせるので便利です。

Rhinoceros 6 ではレイアウト内の図面回転がより使いやすくなった!

Rhino5では、図面を回転したあと、もとの角度から何度に設定したか確認する術がなかったのですが、Rhino6では角度をチェックできるようになっています!
TiltViewを実行したあと、プロパティのカメラを確認すると、Rotationの入力に角度がついていることが確認できます。

Rhino6でのレイアウト画面。

実はRhino6ではTiltViewなしでもプロパティのカメラ、Rotationへの入力で回転ができるんですね!( ゚Д゚)

参考リンク
Rhino Help – TiltView Command
Rotating Layout viewport rhino for mac? - Rhinoceros Forum

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