ArchiCAD:CineRenderで、選択した箇所のみをレンダリングする方法

先日、Rhino+V-Rayにて、既に完了したレンダリングのある一部分だけを選択し、再レンダリングする方法をご紹介しましたが、ArchicadのCineRenderにも、同じような機能が用意されています。

以前の記事

V-Ray+Rhino:V-Rayで選択した箇所のみをレンダリングする「Region Render」機能
Region Render(リージョン・レンダー)は、RhinoのV-Rayで一度レンダリングした画像に対して、ある一部分だけ手直しをしたいというときに、おすすめの機能です。

Archicadの場合、レンダリング結果上ではなく、3Dウインドウ上にてレンダリング範囲を指定します。

具体的な手順としては、

  • 最初にレンダリングしたものと同じアングルの3Dウインドウを表示させます(ビュー登録をしておくと便利)。
  • 次に矢印の横にある、「矩形選択ツール」で3Dウインドウ上のレンダリングしたい範囲を選択。
  • メニューバーの「ドキュメント」>「レンダリング」>「矩形選択の領域をレンダリング」をクリック。
  • 以上の操作で、任意の領域のみのレンダリングができます

出力は切り取られた部分のみのようですので、フォトショップなどでの元画像との合成が必要になります。

操作方法をGIFで紹介します。

「矩形選択の領域をレンダリング」機能。(Archicad 21)

「矩形選択の領域をレンダリング」機能。(Archicad 21)

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